賃貸不動産市場を取り巻く環境(人口・世帯数、空き家問題)

不動産投資の基礎

「人口や世帯数の減少」や「空き家問題」など賃貸不動産市場を取り巻く環境が大きく変化しています 

今後の動向を正しく認識することは 不動産投資を行っていく上で大切なこととなります

そこでこの記事では

① 日本の人口と世帯数の推移

② 空き家の増加

の2項目について説明していきます

日本の人口と世帯数の推移

本格的な人口の減少

皆さん、日本の人口のピークはご存じですか?

 

2010年(平成22年)の国勢調査で1億2,805万7,352人と確認され この年が長い日本の歴史の中で人口のピークを迎えた地点となります

 

それ以降は減少を続け 2019年(令和元年)6月現在で1億2,618万人となり 2065年(令和47年)には8,808人まで減少する見込みです

《人口の推移》

2010年 1億2,805万人

2019年 1億2,618万人

2065年   8,808万人

世帯数の推移

さて 現在人口は減少傾向にある訳ですが 世帯数も同じく減少しているのでしょうか

実は2020年現在“増加傾向“にあります

人口減少に反し 世帯数が増加しているのは意外だったのではないでしょうか

未だ世帯数は増加しており 理由として

“単独世帯の増加”があります

確かに人口は減少するのですが 単独世帯数が増えるので 世帯数全体はしばらく増加傾向にあるようです

ですが やはり世帯数についても2023年にはピークを迎え 減少傾向に転じる見込みとなっています

(国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」参照)

 

人口と世帯数のピークはずれが生じるようですが 結局は 双方減少に転じるといった点では同じです

空き家の増加

空き家の現状

では次に空き家の状況を見てみます

《住宅総数》

6,240万7,000戸 

※5年前と比較し2.9%増加

《空き家数》

848万9,000戸

《空き家率》

13.6%

引用元:「平成30年住宅・土地統計調査」総務省R1.9.30

 

御覧のとおり 空き家は増加傾向にあり今後も増えていく見込みです

なぜ こんなに空き家が増えているのか?

住宅総数が民営借家を中心に増加傾向にあるからです

そうです 人口の減少に相反し 民営借家が増加しているのです

 

とはいえリーマンショック以降 民営借家の増加は一時的に緩やかになりました

しかしながら その後の

 ✅消費税アップ

 ✅相続税の変更

等のタイミングで再度大きく増加しました

こうして 空き家・空室問題が大きな社会問題へのなっていったのです

ストックの有効活用

さて 賃貸住宅の供給は増え続け いわゆる空き家問題は深刻化しています

国レベルでいえば 『住宅ストックをいかに有効活用していくか』といった視点で流れていくようです

私たち不動産投資家目線では『いかに空室なく投資・運用をしていくか』といった視点になるでしょうが これについては“リアルに語る不動産投資”で具体的に触れていきますので そちらを参照して頂きたいと思います

 

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